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【気づいてしまった日】“明るい人ほど過去は重い”精神訪問看護で出会った母の話

はじめに

精神訪問看護をしていると、
本当にいろんな人生に出会います。

今日、私はある相談員さんと初めてお会いしました。

第一印象は――
「とにかく明るい人」

でも、その裏にあったものを知ったとき、
私は自分の考え方が大きく変わったのです。

明るい相談員さんの“本当の背景”

その方には息子さんがおられます。

話を聞いていく中でわかったのは、
息子さんは療育手帳を持っているということ。

そして――

小学校1年生から高校3年生まで、
ずっといじめを受けていた。

それを、笑顔で話されるんです。

「笑顔の裏には、想像以上の時間がある」

その方はこう言われました。

「本当に、泣きながら過ごしましたよ」

でも、今は相談員として、
利用者さんに寄り添い、励まし、笑顔で接している。

私はその姿を見て、思いました。

👉 明るい人って、ただ明るいんじゃない
👉 過去に乗り越えてきたものがあるから、今の笑顔がある

誰にも理解されなかった幼少期

さらに印象的だったのは、幼少期の話です。

「うちの子、言葉が遅いんです」と相談しても

「男の子は遅いですよ」

その一言で片付けられた。

不安も、違和感も、
誰にもちゃんと受け止めてもらえなかった。

“モンスターペアレント”と見られた母

学校に相談しても、

「モンスターペアレント」と思われてしまう。

だから今は、

「相談員です」と名刺を先に出すようにしている。

この言葉を聞いたとき、
どれだけの悔しさや孤独があったのか、
胸が締め付けられました。

私自身の“恵まれていた過去”

正直、私はこれまで

・お金に困ったことも少ない
・欲しいものはある程度手に入っていた
・親から愛情ももらっていた

いわゆる「恵まれた環境」で育ってきました。

だからこそ、

「不景気って何?」
そう思っていた時期もあります。

息子に対して感じていた“些細な不満”

私には大学1年生の息子がいます。

有名大学の特待生。

それでもどこかで、

「なぜあそこの大学じゃなかったんだろう」
「なぜこの学部なんだろう」

そんなことを思ってしまっていた自分がいました。

でも、今日すべてが変わった

通信制高校に転校しながらも、

・無遅刻無欠席
・大学進学
・特待生

これって、本当はすごいことなんです。

今日の話を聞いて、
私はようやく“本当の意味”で気づきました。

人は「見えない部分」で生きている

人は、見た目ではわからない。

明るい人ほど、
過去に深い苦しみを抱えていることもある。

そして、

今目の前にある幸せに気づけなくなったとき、
人は大切なものを見失うのだと思いました。

今日、私が学んだこと

・人の背景は想像以上に深い
・笑顔=順風満帆ではない
・当たり前は当たり前じゃない
・自分の子どもをもっと認めていい

まとめ

精神訪問看護をしていると、
教科書では学べないことばかりです。

今日出会った相談員さんのように、

“泣きながらも笑える人”がいる。

その事実を知っただけでも、
私はこれからの見方が変わると思います。

最後に

もし今、

「自分は恵まれていない」
「うまくいっていない」

そう思っている人がいたら、

一度だけでいいので、
“自分にあるもの”を見てみてください。

それだけで、
見える世界は少し変わるかもしれません。

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