私は現在、精神訪問看護師として働いています。精神訪問看護という働き方に興味を持っている方の中には、「実際に働いてみてどうなの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
私自身、実際に精神訪問看護の仕事を始めてみて、病院勤務とは違う働き方や環境に驚いたことがいくつかありました。今回は、精神訪問看護師になって実際に驚いたことを、現役看護師の立場からお話したいと思います。
① 利用者様の生活に深く関わること
精神訪問看護では、利用者様のご自宅へ訪問します。病院とは違い、利用者様が生活している環境の中で関わることになるため、その方の日常生活や生活背景をより深く知ることになります。最初はその距離の近さに驚くこともありましたが、利用者様の生活を支える看護の大切さを感じる場面も多くあります。
② 利用者様によって関わり方が大きく変わること
精神訪問看護では、利用者様一人ひとりの状況や性格、生活背景が大きく違います。そのため、同じ対応ではなく、その方に合わせた関わり方が必要になります。訪問するたびに相手の様子を見ながら関わることが大切だと感じています。
③ 一人で訪問する場面が多いこと
訪問看護では、基本的に一人で利用者様のご自宅へ訪問します。そのため、訪問中の状況を見ながら自分で判断する場面もあります。もちろん事業所で相談できる体制はありますが、訪問中は自分の判断力も大切になると感じています。
④ 車での移動が多いこと
精神訪問看護では利用者様のご自宅へ訪問するため、車での移動が多くなります。私の場合は1日にだいたい10件ほど訪問しています。車の運転が苦にならない方にとっては、移動時間が気分転換になることもあります。
⑤ 利用者様の変化を長く見守ることができること
精神訪問看護では、利用者様と長く関わることが多くあります。最初は不安そうな表情をされていた方が、訪問を重ねる中で少しずつ笑顔を見せてくださるようになることもあります。そのような変化を見ると、この仕事のやりがいを感じる瞬間でもあります。
精神訪問看護は病院勤務とは違う働き方ですが、その分利用者様の生活に寄り添う看護ができる仕事だと感じています。これから精神訪問看護の仕事に興味を持っている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。


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